子育て
2021.11.30
もうすぐ1年生になるお子さんをお持ちの保護者の方は、真新しいランドセルを背負った我が子の姿を見るのが楽しみな反面、「勉強のほうはついていけるかな?」と不安に感じている方も多いでしょう。
小学校では、幼稚園や保育園ではなかった”授業”がいよいよ始まります。
しかし先生も全ての子供に目を掛けることは難しいため、わからないことがあってもそのままになってしまいがちです。
そこで、いまからスムーズな学校生活をスタートさせるために、小学校入学までにやっておくと安心な4つのことを勉強面に焦点をしぼって、解説します。
小学生にあがる前までに、できればひらがなが書けて読めるようになっておくと安心です。
小学校でもひらがなは教えてくれますが、最初の1カ月くらいで全てのひらがなを終えてしまうため、わりと猛スピードです。
そのため、子供がひらがなに全く触れていない場合は、戸惑ってしまう可能性があります。
また、意外と就学前に読み書きできるようになっている子供が多いのも事実です。市販のドリルや通信教育などでも学べるので、いまから慣れておくと安心です。時間が無い場合はせめて自分の名前くらいは書けるようにしておきましょう。
算数は1年生では国語と同様、メインの教科になります。最初は数字の数え方などから入りますが、次第に足し算、引き算へとレベルアップしていきます。
足し算をする際に最初は指を使って計算することもありますが、早いうちに頭の中で計算できるようになっておくとつまずきにくいでしょう。
1けたの足し算、引き算が終わると繰り上がりの計算になるため、ここで苦手意識を持つ場合もあります。
計算は訓練次第でいくらでも鍛えられるので、就学前までに1けたの計算がスムーズにできるようにしておくと安心です。
小さいうちは外でたくさん遊ぶことはもちろん大切なことですが、幼稚園や保育園が外遊び重視ののびのび系という場合は、入学前までに机に座って作業する習慣を身につけておくと良いでしょう。
小学校に入ると1授業が45分程あり、その間ずっと座って授業を受けなければいけなくなります。
そのため、小学校でいきなり長時間座らなければいけなくなると、苦痛に感じてしまって、授業中に立ち歩きしてしまうことも。
読書やお絵描きなどでも良いので1時間程度は座れるようにしておくと安心です。
小学校に入学するとトイレ休憩は5分、給食時間も配膳20分、食べる時間は20分、片付け5分などと分刻みで動くことが求められます。
そのため、ある程度時計を読めるようになっておくと、学校生活で戸惑うことが少ないでしょう。
時計には関してはデジタルのものではなく、アナログ時計で練習してください。
学校の時計はほぼアナログ時計になります。
最初から完璧に時計を読めなくても大丈夫です「20分までには学校に到着していないといけないから、長い針が4のところだね」などと、ポイントを覚えておくだけも良いでしょう。
本記事では、小学校入学までに勉強に関してやっておくと安心なこと4つについて紹介しました。
小学校に入るといよいよ始まる勉強。さあ、ここからがスタートです。
最初から勉強に対して苦手意識を持つこと無く、楽しく授業を受けられれば、スムーズな学校生活のスタートを切れるでしょう。
そのためにも、入学前にある程度の学習習慣を身につけておくと安心。
無理強いする必要はありませんが、軽く取り組みながら、「おべんきょう楽しいね」と親子で一緒にこの時期から準備してみてはいかがでしょうか。
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