その他
2023.04.15
新型コロナの流行によりお出かけする機会が減ったこの数年。
自宅にいる間に断捨離に取り組んだという人も多いようです。
しかしその反面、よく聞かれるのが「実家の物が多い」問題。
今回は、最近よく聞かれる、自分の親が物を貯めこんでしまう悩みについて調べてきました。
ミニマリストや断捨離といった、必要以上の物を家に置かないことが主流となっている半面、「実家に物が多すぎる」と悩んでいる人が増えています。
自分の家をすっきり整理整頓しても、実家に帰ると物が多すぎて生活感が溢れすぎている・・・と実家に息苦しさを感じてしまうという声も多く聞かれます。
いざ実家の物を減らそう!としても「それは捨てないで」「それは使うから」と、自分の親に捨てることを反対されて、片付ける意欲も失せてしまいます・・・。
実家に物が溢れるのはなぜ?親世代の人たちが物を貯めこんでしまう理由や、解決方法を見てみましょう。
・「いつか使うから」と使わないものが多い
実家に物が溢れる原因の一つとして“いつか使う時がある”と置いているものが、実は使わないものが多いということ。
1-2年使わないものは今後ほぼ出番がないと思って、思い切って捨てることも大切です。
・ストックがあるのに更にストックを買ってしまう
ストックがあるのに、お店の店頭で特売をしているとついつい買い足してしまい、ストックが増えていく・・・ということも多い親世代。
特に洗剤類は毎日絶対使うものだからいくらストックがあってもいいと思われがちですが、収納スペースに合わせた適度なストックの数を把握しておくことが大切です。
・使わないものを奥へ奥へ収納するため存在を忘れてしまう
使わないからとりあえず押入の奥へ、と奥へ奥へ収納することで、その物があること自体を忘れてしまい、いざ使う時になったらどこにあるか分からない、というケースも。
物を奥から奥から詰めていくのではなく、確実に目に見える範囲に、取り出しやすいように収納しておくのも、家の中にあるものを把握するために必要です。
・捨て方が分からない
もう何十年前の物かわからない壊れた電化製品や、ほとんど使わない大型家具など、簡単に捨てられないものは、どうやって処分すればいいのか分からず、実家に眠ったまま、ということも多いようです。
ほとんどの場合は、粗大ごみや家電リサイクル法に基づいた処分方法で処分することができるため、不明な場合は地区の環境局などに問い合わせしてみることがおすすめです。
・収納アイテムに統一感がないためすっきり収納ができない
とりあえず家にある収納ボックスに入れておこう、100均でとりあえず買ったケースに入れておこうと、“とりあえず”収納によって統一感のない収納になってしまいます。
実家収納でよく見られるのが段ボールを使った収納。
段ボールを使用する際は経年劣化によって箱が崩れてしまったりすることもあるため、統一した収納ケースなどに収納するとすっきり収納が実現します。
今回は、近年問題になっている「実家の物が多い」問題について紹介しました。
どうしても物が溢れがちになる“実家“。
簡単に物を捨てるのは勿体ないという親世代の考えも大切ですが、使わないものをずっと家に眠らせておくことで片付けができない事態になってしまいます。
親御さんとじっくり話し合って、親子で片付けに取り組むことが大切!
必要なもの、不要なものをしっかりと見極め、すっきり収納を目指しませんか?
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