子育て
2024.11.24
お子さんと一緒に寝ているパパママは「子どもはどうして寝相が悪いのだろう」と誰しもが一度は疑問に思ったことはありませんか?
横で一緒に寝ていても、いつの間にか180度回転していたり、お子さんの足がパパやママのお腹の上に乗っていたり…。
今回は、子どもの寝相が悪い理由や、寝相が悪いお子さんの寝冷え対策について紹介します。
お子さんの寝相が悪すぎる!という声はどのご家庭からもよく聞かれることです。
お子さんの布団を何度も掛けなおしたり、ベッドから落ちそうになっているのを抱えて戻したり、なんてことも子育てをしていると日常茶飯事ですよね。
しかし、大人になると寝相が悪いという人はあまりおらず、子どもの頃のようにゴロゴロと寝相を変えたりすることはあまりありません。
子どもの寝相が悪いのは一般的なことで、それにはちゃんとした理由があるのです。
睡眠は、レム睡眠(身体は寝ているが脳は覚醒している状態)とノンレム睡眠(深く眠っている状態)を90分~120分の周期で繰り返すと言われています。
睡眠の切り替えが起こると寝返りを打ちますが、子どもはノンレム睡眠の割合が大人よりも高く、レム睡眠からノンレム睡眠への切り替えが大人よりも早いと言われています。
子どもの睡眠の切り替えの周期は、40分~60分と言われており、睡眠が切り替わる際に寝返りを打つため、寝相をしばしばと変えるのでは、と言われているのです。
子どもは大人と比べて身体能力が発達しておらず、脳が身体の姿勢を維持するコントロールを促すことを十分にできていないため、寝相が悪いという説もあります。
大人は就寝中でも、ベッドや布団から大きく動いてはいけないという意識があり、就寝中も姿勢を維持できますが、子どもはまだその意識が未発達のため、身体の姿勢を大人のように維持できず、布団の上をゴロゴロと動いてしまうというわけです。
夏はエアコン、冬は寒さによって身体が冷えてしまいがちですが、布団を掛けてもほとんど意味がない、寝相の悪いお子さんには、腹巻は必須です。
パジャマの上に腹巻をつけるという方も多いようですが、実はパジャマの中に腹巻を付ける方が効果的!
寝相が悪くてパジャマの裾がめくれあがってしまっても、腹巻を中にしているとお腹が冷えてしまうことがありません。
子どもは眠っている時に大人よりも大量の汗をかきます。
そのため、パジャマの中に綿の肌着を着せておくことがおすすめです。
また、汗をかいた後に汗が乾くと皮膚の表面から水分が蒸発し、身体を冷やしてしまうことも。
就寝中の室温は適温を保ち、子どもが汗をかきすぎない快適な温度に保つことも寝冷え防止のひとつです。
寝相が悪い子どもが気を付けなければいけないのは、寝冷えだけではありません。
近年、二段ベッドから落下したり、布団の隙間に顔が埋もれてしまい大怪我や死亡事故につながったという痛ましい事故を耳にします。
ベッドガードを取り付けたり、布団の隙間を埋める隙間パッドを装着して、万が一の事故が起こらないよう防止することも大切です。
今回は、子どもの寝相が悪い理由や、寝冷え防止対策について紹介しましたが、いかがでしたか?
子どもの寝相が悪いのは当たり前!
布団を掛けなおしたりすることも、子どもが成長するといい思い出だったという先輩パパママも多いようです。
お子さんの寝相を微笑ましく見守りながら、寝冷え対策もしっかりしてあげるのがおすすめです。
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