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2024.10.31
ふとした時に気になる目の周りにできた小さなブツブツ。
お肌や体調に関係なく、1mmほどの白いプツっとしたニキビのようなものが気になる、という声がよく聞かれます。
実はこのブツブツの正体は「稗粒腫(ひりゅうしゅ)」。
年齢関係なく、女性に多く見られるという稗粒腫とは一体どうしてできるのでしょうか?
また治療法や対策はあるのか、今回は調べてきました!
目の周りに1mmほどの白いプツっとしたものができた経験はありませんか?
この小さなブツブツは、稗種腫(ひりゅうしゅ)と呼ばれるできものです。
特に女性はできやすいと言われており、10代から70代、80代まで広範囲にわたる年齢の女性にできます。
稗粒腫は、白く硬い詰まりがプツっと目立つのが特徴。
一見、皮脂汚れの塊の思われることが多いですが、実はこの白く硬い詰まりは、顔の古い角質が毛穴に詰まったものなんです。
特に目の周りの毛穴は、他の部分より小さいため、角質汚れが溜まりやすいと言われており、特にメイクをする女性は、角質汚れがたまり稗粒腫になってしまう、というケースが多いようです。
いくら顔の毛穴を綺麗に保っていても、稗粒腫を完全に治すことはできません。
目の周りのわずかなサイズの毛穴にも角質は詰まってしまうため、どの女性でも一度は稗粒腫ができてしまう、という症状を経験していると言われています。
稗粒腫が1つ、2つできてしまったという場合は、自然に放置しているとそのうち自然に消滅する、ということが多いですが、どうしても治らない、稗粒腫の数が増えてきた、という場合は、皮膚科で治すことができます。
治療用のクリームが処方されたり、ひどい場合は圧出法(針やメスで隆起した稗粒腫の皮膚に小さな穴をあけて、中の汚れを取り除く)やレーザー治療で治療するという方法があります。
稗粒腫が完全にできない、というのは難しいですが、稗粒腫をなるべくできないようにするという対策はできます。
稗粒腫のもとは角質詰まりのため、古い角質が溜まりにくい環境を作ることが大切です。
そのため、目元をこまめに保湿したり、週1回程度自宅でピーリングをして角質ケアをすると、稗粒腫対策にもなります。
今回は、女性のお悩みの中でも多いと言われている稗粒腫についてお話ししました。
メイクをするとどうしても古い角質汚れが出やすいですが、洗顔や保湿、ピーリングといった普段のスキンケアで稗粒腫を予防することができます。
ぜひおうちで稗粒腫対策をしてみてください。
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