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2025.08.16

気をつけたい睡眠時の熱中症。健康と安全を守るセルフケアまとめ!

普段の熱中症対策はどちらかというと、強い日差しが照り付ける昼間に意識が強く向くものですよね。
ですが日中よりも暑さがやわらぐ夜間・睡眠時であっても、熱中症対策をすべきいくつもの理由があるんです。
今回は、女性の健康と安全を守る睡眠中の熱中症対策を詳しく解説!
意外に知られていなかった、夜間の熱中症リスクとなりやすいタイプについてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

🛏️夜や睡眠中の熱中症リスクは〇%!かかりやすいタイプは?

日中に比べて熱中症リスクが少なく感じる夜間ですが、決して油断できない理由があります。
では、夜や睡眠中の熱中症リスクがどのくらいの割合で起こっているのでしょうか?
夜間・睡眠時の熱中症リスクを押さえておくと、昼間と同じように夜の対策も万全になるはず。
さっそく、具体的なデータや熱中症になりやすいタイプをチェックしてみましょう。

夜間や睡眠時の熱中症リスクは40%

環境省の研究によると、夜間の熱中症リスクは40%にも及ぶことが報告されています。
夜は日中に比べて気温が下がるため、熱中症リスクが少ないイメージですが、昼の間に室内に照り付けた直射日光の影響を受けて、壁や天井、床に熱がこもっている状態。
すると夜の熱帯夜と室内の暑さ、湿気が体温を上げて下げにくくするため、熱中症リスクが40%もUPしてしまうと言われているのです。

熱中症にかかりやすい女性のタイプは?

夜間や睡眠時の熱中症は。自身ではコントロールが難しいと感じるようなめまいやふらつき、頭痛や全身のしびれなどが出やすくなるため要注意。
熱中症にかかりやすいタイプを早めに押さえておけば、自己管理・体調・生活習慣を整える意識が強くなって、健康と安全をキープできます。
以下に、熱中症にかかりやすいタイプをまとめてみました。
☑いつもよりも体力が低下している
☑体調が悪い
☑生理の影響で貧血気味
☑ストレスを感じている
☑急激に暑くなった日
体力はそもそも、熱中症から身を守る抵抗力・免疫力のもととなるため、夏バテを感じている際は特に要注意。
また生理時は貧血気味で体調を守る鉄分が経血と一緒に流れやすく、熱中症のめまいやふらつきが出やすくなります。
さらにストレスなどのメンタル不調があると、興奮や覚醒をもたらす自律神経・交感神経は優位に立ち、睡眠の質や健康状態に影響が出て熱中症につながるリスクがあるのです。

🛏️気をつけたい睡眠時の熱中症。健康と安全を守るには?

うだるような暑さが一日中続くこの季節は、知らず知らずの内にスタミナが切れて熱中症リスクが心配になってしまいます。
健康と安全を守り、夏の暑さを楽しむために今日から始めておきたい熱中症対策を押さえておきましょう。

水分・塩分・糖分の摂取

水分・塩分摂取に意識が強くなりがちな熱中症対策ですが、適切に糖分を摂ることも重要。
・水分:発汗によって不足した体内の水分を補い脱水を防ぐ
・塩分:発汗で不足したミネラル分を補い体内の循環バランスを整える
・糖分:心身のエネルギー源になり、水分と塩分の吸収を助ける
という、上記3つにはそれぞれに熱中症対策に役立つポイントがあるため、適切に補うよう心がけましょう。

エアコン・サーキュレーターを正しく使用する

寝室の乾燥や冷え、電気コストが心配でエアコンを使わずに眠る女性が少なくはないよう。
夜になっても気温が下がらない熱帯夜が続くと、体質や体調にかかわらずに熱中症リスクが高まるため、
☑電気代や冷え、室内乾燥の影響が少ない28℃設定でエアコンを使う
☑心地よい風や空気を循環させて寝室環境を整えるサーキュレーターを使う
というポイントを押さえて寝室の環境を整えた熱中症対策を心がけましょう。

規則正しい生活を心がける

決まった時間の食事や起床・就寝、運動と規則正しい生活を心がけることは、熱中症から身を守り心身のバランスをコントロールする自律神経が整います。
自律神経には体温調整の役割があるため、規則正しい生活やストレスを溜めない心がけをしておくと、
①血管を収縮させて熱を逃がす「交感神経」
②血管を拡げてエアコンの冷えを緩和する「副交感神経」
の両方のバランスが整い、熱中症対策に役立ちます。
また適度な運動、睡眠の質、栄養バランスの整った食生活を心がけると熱中症にかかりにくい体質・抵抗力や免疫力の育成にアプローチできます。
夏は暑さにバテて食欲が低下したりやる気・集中力のキープが難しいですが、
・足りない栄養素はサプリメントやドリンクで補う
・休息や趣味時間を増やす
などの工夫でバランスを整えてみましょう。

🛏️おわりに

睡眠時の熱中症リスクは40%と、天気予報であれば雨が降り傘の準備が必要になるレベルと言えます。
油断しがちな夜間の熱中症対策にもしっかりと意識を向けて、生活習慣や栄養バランスを整えるところからはじめていきましょうね!

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