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2025.07.29

メイクで隠せない肌のブツブツ、正体は何?原因と正しい対処法

ニキビのようにも虫さされのようにも見える肌のブツブツ、原因や正体がわからないことで対処も迷ってしまうものですよね。
肌に繰り返しできるブツブツは、スキンケアの問題や外的な影響などいろいろな原因が重なり、肌がSOSを発しているサインと言えます。
今回は女性によくある肌のブツブツの正体について、原因となめらかな美肌を取り戻す対処法をお伝えします♪

🪞メイクで隠し切れない肌のブツブツ…正体と原因をチェック!

顔にブツブツができていても、肌荒れなのかニキビなのか、それとも虫さされなのか、すぐには判断が難しく、対処したくても迷ってしまいますよね。
肌のブツブツはさらに、赤みや凹凸が目立つことでメイクで隠し切れず、気持ち的にも憂鬱になりがち。
ここでは女性にできやすい肌のブツブツの正体と、それぞれの原因をわかりやすく解説します。

ニキビや吹き出物

生理前や生活習慣の乱れ、睡眠不足などの影響を受けてできるニキビや吹き出物。
上記のようなタイミングは、肌の皮脂分泌をコントロールする女性ホルモンのバランスが崩れ、皮脂が毛穴に詰まりニキビの原因・アクネ菌のエサとなってしまいます。
ニキビはかゆみはないものの、赤みやヒリヒリ感があり、数日・1週間程度で目立たなくなる傾向にあります。
上記のような肌のブツブツが長期化している場合は、ニキビや吹き出物以外の肌トラブルが出ているサインと言えるでしょう。

顔ダニ

メイクしたままうっかり眠ってしまった、汗や皮脂でテカリやべたつきがあるのにそのままにしてしまった…。
などなど、顔ダニは肌が清潔さを失って細菌が溜まったり、ニキビの最適なケアをせずに放置してしまった際にできるブツブツのことを言います。
顔ダニは肌状態が汚れている、不衛生であるサインとなり、赤みとかゆみ、凹凸のすべてが目立つため、いつものメイクではカバーしきれないトラブルと言えます。

あせも

30代後半から50代半ばまでの女性に起こりやすいあせも。
この原因は体温をコントロールする自律神経が、加齢によってバランスの崩れた女性ホルモンの影響を受け、熱を放出できない状態。
もともと暑がりの人や、更年期の影響を受けてホットフラッシュが出ていたり、さらには酷暑の日など、汗が大量に出ると汗腺に汗が溜まってあせもができやすくなります。
あせもは顔ばかりではなく首やデコルテなど広範囲にわたり、ニキビや吹き出物よりもさらに細かな赤み、白っぽいブツブツのまわりが赤くなっているなど、比較的見極めやすいトラブルと言えるでしょう。

蕁麻疹

ストレスや緊張がマックスになったり、アレルギー反応などで前触れもなく一気に顔や全身にできる蕁麻疹。
ストレスやアレルギー物質に敏感、デリケートな肌質や女性の体質に多く、ガマンできないほどのかゆみが出やすい傾向にあります。
ただ蕁麻疹は、他のブツブツに比べるとあくまで一時的、ピークを過ぎると何もなかったかのように赤み・かゆみが引く、対処しやすいトラブルと言えます。

🪞顔のブツブツの正体別に見る正しい対処法!

女性に出やすい顔のブツブツは、それぞれに原因や症状が違うため、状態を見極めた対処が改善・予防のポイントに。
ここでは顔のブツブツの正体別に見る、正しい対処をまとめてみました。

ニキビ・吹き出物の対処法

・アクネ菌のエサ、皮脂分泌の原因となる糖質、脂質、油分を控えめにする
・1日2回の丁寧な洗顔で肌を清潔に保つ
・ホルモンバランスのケアに良い、良質な睡眠、規則正しい生活習慣を心がける

顔ダニの対処法

・クレンジング、洗顔を丁寧に、メイクしたままで長時間過ごさない
・タオルや衣類など、肌に触れるものを清潔に保つ
・汚れている手で肌を触らない

あせもの対処法

・汗をかいたらできるだけすぐにふき取る
・汗や皮脂分泌を抑える収れん化粧水の活用
・服装や飲み物などで体温調整に気を配る

蕁麻疹の対処法

・赤みやかゆみのある部分を冷たいタオルで冷やす
・アレルギー物質を把握しておく
・アレルギー反応があるものに触れない、近づかない
・ストレス、緊張を溜めないようリラックスする
・ハードな活動を避け、安静に過ごす

共通した対処法

ニキビや蕁麻疹などの肌のブツブツのタイプにかかわらず、
・保湿を徹底する
・肌に摩擦や刺激を与えない
ことが共通した対策。
肌の乾燥は、さまざまな皮膚トラブルの元となる細菌繁殖、バリア機能の低下の玄以になります。
肌が乾燥しないよう、こまめな水分補給や保湿を心がけましょう。
さらに、肌に摩擦や刺激を与えるとうるおいや栄養を守る角質層がダメージを受け、ブツブツの悪化につながってしまいます。
洗顔やスキンケア、メイクはソフトなタッチで丁寧に、美顔器やマッサージ、ピーリングなど皮膚の負担になるお手入れは一時的に控えるようにしましょう。

🪞おわりに

繰り返しできやすい肌のブツブツも、タイプや原因、対処を知っておけば悪化予防・早期緩和にアプローチできるはず。
大切な肌の健康を守るべく、肌にやさしいケアと生活習慣を心がけていきましょうね。

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