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2025.08.25
空気の乾燥や寒さによる冷え、血行不良などで肌の水分量が不足していると悩んでいませんか?
肌の水分は、バリア機能を高くキープしたり、シミやシワ、肌荒れなどのトラブルを予防する、根本的な要素となります。
今回は肌の水分量の理想と、高めるためにできる5つの方法、それぞれの効果を詳しく解説!
自分の肌と向き合い、正しいスキンケアを知るためのきっかけに、ぜひ参考にしてくださいね。
肌の水分量と言っても、具体的にはどの程度の数値が理想なのか、すぐには判断が難しく感じてしまいますよね。
ここでは自分の肌の水分量と、理想的な水分量を知る、測定方法や目安について解説します。
人間のカラダは70~80%が水分で占められているため、肌はどのくらいの水分量が理想なのか、気になるところではないでしょうか?
うるおいやツヤがあり、健康的できめ細やかな肌の水分量は、「20~30%」が目安と考えられています。
そのため、この数値を下回るお肌の水分量だと、
☑極度の乾燥肌
☑敏感肌に変わりやすい
☑シミ、シワ、たるみの原因になる
☑バリア機能の低下
☑ターンオーバーの乱れ
などなど、マイナスな影響がいくつもあると言えるのです。
肌の水分量を図る具体的な方法には、測定器やアプリの活用がおすすめです。
測定器の場合は、
☑化粧品カウンター
☑大手ドラッグストア
☑大手ショッピングモールの化粧品、薬売り場
などがあり、店員さんや美容部員のサポートを受けながら肌を測定でき、具体的な水分量アップのアドバイスを受けることができます。
代わってアプリの活用ではスマホで専用アプリをインストールした後、スマホのイヤホンジャックに測定器を差し込む方法。
アプリでの水分量チェックは、いつでも気になる時にお肌状態が確認できるため、必要な対策やスキンケアも判断しやすくなるでしょう。
測定器や専用アプリで水分量をチェックし、20%に満たなかった場合は、いろいろな肌トラブルが出やすいサインと言えます。
肌にたっぷりのうるおいをチャージして水分に満ちた美肌を目指すべく、ここでは5つの方法と詳しい効果をご紹介します。
肌の水分量を高める基本的な方法は、「保湿化粧品」の使用。
以下に、代表的な保湿成分とそれぞれの働きをまとめてみましたので、肌悩みや目的に合った種類を見つけてみてくださいね。
①アセチルヒアルロン酸:肌の表面・内側両方に水分を引き寄せ保持する
②コラーゲン:肌に水分膜を作り乾燥を防ぐ、ツヤとハリを与える
③セラミドNG・NS:肌のバリア機能強化、角質層の水分保持
④スクワラン:皮膚との親和性に優れ保水効果が高い
⑤ペプチド:皮膚にうるおいを与える、肌細胞の修復と再生
紫外線にさらされてしまうと、
☑肌老化の原因、活性酸素の大量発生
☑肌の水分が蒸発する
☑ハリツヤを守るコラーゲンの変性
につながるリスクがあるため、シーズンにかかわらず日焼け止めなどで紫外線の影響を抑えるよう心がけましょう。
乾燥や冷えが特に気になるこの季節、肌の水分蒸発を防ぐ、以下のような栄養・食べ物を積極的に取り入れてみましょう。
①人参に含まれるビタミンA:水分量を増やすエビデンス報告がある
②納豆:肌の水分量、柔軟性UPのエビデンス報告がある
③青魚に多いオメガ3脂肪酸:水分量アップの良質なコレステロールを含む
④魚介類に含まれるアスタキサンチン:水分を増やしキメを整える、抗酸化作用
肌の水分量を増やすためにできる、日常生活のポイントは、
☑寝付くまでに時間がかからない
☑早期、中途覚醒がほぼなく朝まで熟睡できる
☑決まった起床時間にすんなりと目覚められる
という条件が揃った、質の良い睡眠。
上記のような良い眠りは、水分量アップやターンオーバー、トラブル肌再生・修復の成長ホルモン分泌を促すことで、肌のコンディションが安定します。
質の良い睡眠は肌はもちろん、美容・健康に欠かせない要素になるため、ぐっすり眠れる環境への見直し・改善を始めてみましょう。
水分補給や丁寧な保湿をしていても、部屋が乾燥していてはうるおいが失われてしまいます。
加湿をしたり、眠る時に濡れたタオルをかけておくなど、部屋を乾燥させない環境づくりに気を配ってみましょう。
ヒーターに長時間あたることが多いこの季節、水分補給と外側からの保湿も心がけてくださいね。
肌の水分量は、加齢や冷え、乾燥、血行不良などあらゆる原因で不足・減少してしまいます。
うるおい肌をキープするため、こまめな水分量チェックと食事・生活・睡眠の質に気を配ってみてくださいね!
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